富山県南砺市福野。ここで毎年変わることなく5月1・2日に福野夜高祭りが開催されます。
数年前から毎年間違いなく足を運んでいるお祭りの一つです。私は2日の夜に毎年見に行っています。
このお祭りは何が面白いかというと、キレイな行灯型の山車が喧嘩しあって壊すんです。
もともとは山車が町内を練り歩くだけだったらしのですが、すれ違った時に喧嘩してこれは面白い!ということから喧嘩がイベント化したという話を聞きました。
由来を調べると下記の由来のようです。
福野神明社夜高祭の由来
富山県南砺(なんと)市福野、「旧東砺波郡福野町福野 平成16年11月町村合併」、神明社の5月1日、2日の祭り。 祭神は天照皇大神と豊受皇大神で、慶安5年(1652)に創建されたと伝えられている。
江戸時代慶安2年(1649)、本江村阿曽三右衛門が野尻野の過分の所(やせた土地)に新しい町を立てたいと郡奉行に願い出、慶安3年正月に許可が下りた。その年すぐに57軒の家が建ち、翌年には64軒の家並みとなった。慶安5年(1652)陰暦2月、大火で全戸が消失するという災害に見舞われた。町の人々は、大火の後直ちに町の平安無事のため神の加護を求めて、2名の代表者を伊勢神宮に参拝させ御分霊を勧請し氏神を祀ることになった。その帰り、県境の倶利伽藍峠のあたりで日が暮れることを伝え聞いた人々が手に手に自家用の行燈を持ち迎えに出た。それが旧暦4月1日であったという。
自家用の手提げ行燈に多少の工夫をしたのが始まりで、次第に優美に意匠を加え、競って雄大さを誇り、これが、夜高行燈を御神燈として、5月1日・2日の両晩町内を練り回る起源と伝えられている。
今の山車とは比較は難しいのですが、昔の福野の山車はとても大きかったんですね。 福野町史編纂資料から。
http://www1.tst.ne.jp/yo-n1226/
文字ではなかなか伝わりにくいということで昨年撮影した映像を。
Yotaka festival in Fukuno from Yuta Konishi on Vimeo.
福野の町中の仕組み的なものも含めてマップにまとめてみました。
ポイントは
・喧嘩が行われる場所
・お宮さん(福野神明社)
・トイレ
・ミニ舞台(福野踊りなど行われます)
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おすすめは夜の21時くらいに福野に到着。福野神明社を参拝。町中をぶらぶら。山車を見学。盆踊りなどを見学。
22時〜23時くらいから町内での儀式的なもの、始まる喧嘩でテンションを上げる。写真とる。というのがお勧めです。
マナーの悪いカメラ小僧が毎年増えすぎなのでマナーだけは気をつけましょう。
富山県南砺市福野:
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東京から福野へのアクセス:
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